【社寺】「まゆ玉飾り」作り急ピッチ

来宮神社で新年の縁起物「まゆ玉」作りが急ピッチで進められている。まゆ玉は家庭や職場にまつることにより、家内安全・商売繁盛の福をもたらすとされ、新年の縁起物として信仰され、正月の参拝者にとりわけ人気がある。同神社では4人の巫女が交代で20日ごろまでに3000本を用意する。五色の紅・青・白・黄色・紫は魔よけの色とされ、玉は福を象徴している。価格は2000円から1万円。例年正月3が日で完売する。
まゆ玉のほか同神社では、破魔矢、絵馬、土鈴、お守りなど縁起物5万点を用意し、初詣参拝客に備える。
◇まゆ玉 熱海市で採取した萩の枝にまゆを見立てた5色の玉を取り付け、大黒、えびす、タイ、小番、招き猫、的をまつっている。かつて盛んだった養蚕に由来する。

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